うちではLinuxで環境構築しましたが、他のUNIX系OSでもいけると思います。(注 内容若干古いので、ご注意下さい。以下の記述そのままでは動作しない可能性もあります。)
Rendezvousは、IETFによって定められたZero Configuration Networking (Zeroconf)のAppleによる実装です。特徴としては、
の2つがありますが、今回必要なのは後者の方だけです。これを実現するためには、Apple - Public Source - RendezvousからmDNSResponderを入手します。(うちの環境ではバージョン58.1以降じゃないとエラーが出てコンパイルできませんでした。)入手したら以下の様な感じでセットアップします。
$ tar zxvf mDNSResponder-58.1.tar.gz $ cd mDNSResponder-58.1/mDNSPosix $ make os=linux $ sudo cp build/mDNS* /usr/local/sbin
セットアップができたら、設定ファイル/etc/rendezvous.confを以下の様な内容で作成します。
iTunes Server _daap._tcp. none 3689
mDNSResponderを起動します。
$ /usr/local/sbin/mDNSResponderPosix -f /etc/rendezvous.conf -b
これでiTunesは、このLinux上でiTunesサーバが動いているのを見つけることができます。が、今の段階ではまだ、実際にはサーバは動いてはいません。
iTunesの音楽共有は、daapというHTTPベースのプロトコルを利用しています。ですので、LinuxをiTunesサーバとするためには、daapをしゃべるサーバソフトウェアを導入しなくてはなりません。これはいくつか実装があるようですが、うちではdaapdを導入しました。
daapdのサイトにある、以下のものをすべて入れてください。
./configure; make; make installで問題なく入るはずなので、手順は省略。debやrpmのパッケージもどこかにあった気がする。
セットアップが終わったら、設定ファイル/etc/daapd.confを作成します。
Port 3689 ServerName kenny DBName kenny Password Root /home/mp3 Cache Timescan 2 Rescan 0
設定ができたら起動します。
$ daapd &
これでiTunesから以下の様な感じでこのサーバが見えるようになるはずです。
日本語のID3タグ情報の扱いは注意が必要です。文字コードがUTF-16LEであれば正常に表示されましたが、Shift-JISでは文字化けします。(iTunesではUTF-16LEでタグ情報がセットできます。)もしかすると、UnicodeやUTF-8、UTF-16BEあたりでも化けないかもしれませんが、未検証です。