iPod で NBA 熱が再燃しそうだ

iPod 5G を買った本来の目的は、通勤しながら NBAや米カレッジバスケを見ることだったりします。

92年ぐらいから NBA や米カレッジバスケが好きで、テレビでの放送は欠かさず見ていて、特に 99-00 シーズンは仕事の関係でアメリカに住んでいたため、Warriors の本拠地である Oakland コロシアムに通い詰めていたのですが、2000年に結婚して子供ができてからは、以下の様な要因が重なって見るのをやめてしまいました。

  1. 好きな選手の露出度が減ってつまらない。
  2. 子供がいるのでゆっくり見られない。
  3. CATV の録画がめんどくさい。
  4. 当時持っていた AV セレクタは出力1系統しかないので、録画中はテレビを使う他のことができなくなる。(特に子供をなだめるためにビデオを見せたりができなくなる。)
  5. アメリカで生で見るのに慣れてしまってテレビで見るのがつまらない。

で、数年たって、1.についてはあきらめがつき、4.については同時2系統出力、しかもそれぞれ入力を別にできる AV セレクタを入手、5.については慣れも薄れてきたので、残る問題は 2 と 3 になったところで、動画の見られる携帯が世に出てきて、3 の問題はともかく、動画を外に持ち出せば 2 の問題は解決だ、と思い検討してみたのですが、携帯用に動画をエンコードするのと、携帯に転送するのがめんどくさそうで、結局あきらめました。

で、2005年になって動画が見られる iPod が出てきた時は、上の様なことはすっかり忘れていて、特に何も思わなかったのですが、えふしんさんのブログで F's Garage:iPod動画作成メモ5:iPod用動画変換スクリプトダウンロード を見た瞬間、「おお、これならエンコードの手間とデバイスへの転送が自動化できる!ほとんどの問題クリアじゃん!」と狂喜して、即効で会社帰りに iPod を買いました。(その前に、購入にあたって気になる点を事前にえふしんさんに教えてもらいました。感謝感謝です。)

で、先日放送があった Spurs vs. Heat の試合を iPod で見たのですが、384kbps だとちょっときついですね。その時歴史が動いたや、マイノリティリポートあたりは 384kbps で問題なくキレイだったのですが、バスケだとカメラが引いた状態では、ブロックノイズがかなり気になりますね。600kbps でまあ見られるかな、というレベルになります。

それから、画面が小さいので選手の判別ができないんじゃないか、という懸念もあるかと思うのですが、背の高さと動きやポジションでだいたい区別できるので、慣れれば問題なしですね。

で、久々に見た NBA はすげーおもしろかったです。見た試合が良かったのだと思う。自分は多少プレイもするのですが、背が低いので必然的にガードになるので、好きな選手もガードが多いわけですが、この試合では両チームのガードの活躍が際立ってました。Spurs の Tony Parker はこの日自己最高の38得点。こういう自分からガンガン突っ込んでいって、パスも得点もできる選手は大好きだったりします。

また、Heat のDwyane Wade は怪我した足に痛み止めの注射をうっての出場ながら、チーム最多得点という記録。で、こいつどこかで見たことあるなー、と思っていたら、2003年の NCAA トーナメントで、超ダークホースのマーケット大を率いて Final 4 まで残ってるんですよね。バスケ見ていないといいながら、この年の NCAA トーナメントだけはたまたま見ていたのですが、Wade の活躍ぶりはハンパじゃなかったので記憶に残ってました。まるで海南と対戦した時の流川の様に、ひとりでゲームを支配してましたね。

このガード二人は、要チェック選手として俺の胸に刻み込まれました。

で、最初に挙げた問題点のうち、「CATVの録画がめんどくさい」というのがまだ残ってるのですが、これは MTV2000 でキーワード指定すると自動録画するようなスクリプトを作ってしのごうと思ってます。といっても、便利な API とかあるわけじゃないので、J:COM のウェブ番組表から スクリーンスクレイピングとかしないといけなくて、面倒なんですよねぇ…