puppet の実行ファイル

Puppet Executables より。またもや超意訳、というかメモ。

puppet

スタンドアロンなインタプリタ。manifest ファイルを直接読んで、自ホストに適用する。あまり使うことはないと思う。

puppetca

SSLv3 証明書ハンドリングのためのコマンド。この辺参照

puppetd

puppet クライアント側で実行するデーモン。デフォルトでは、puppet サーバに対して定期的に問い合わせに行くけれど、

$ puppetd --listen --no-client

と実行することで、puppet サーバからキックされるのを待ち受ける状態になる。(サーバは後述の puppetrun を実行してキックする。)

puppetdoc

puppet ソースからドキュメントを抽出するためのツール。これもあまり使わないと思う。

puppetmasterd

puppet サーバ側で起動するデーモン。

puppetrun

puppet クライアントをサーバ側からキックする時に使うコマンド。

$ puppetrun --host hostA --host hostB

という感じで特定のクライアントのみキックできるし、

$ puppetrun --all --parallel 5

とかですべてのクライアントをキックする(ただし同時にキックするのは 5 クライアント)といったことができる。

$ puppetrun --class web

とかで web クラスのクライアントのみキックとかもできる。ただし、--all や --class は、クライアントホストを LDAP で管理している場合のみ。

うちではこれをメインに使うことになりそう。サーバの数が数百台とかあるから、クライアントから定期的にポーリングされる負荷も馬鹿にならないし、いっぺんにファイルとりにこられたりすると、とんでもないことになるので。