NagiosBook

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技術評論社様よりご献本頂きました。

タイトルの通り、監視ソフトウェア Nagios のリファレンス本です。日本語の Nagios に関する書籍としては、Nagios 2.0オープンソースではじめるシステム&ネットワーク監視 につづいて2冊目ですかね。(著者は同じ方のようです。)

本書の目次は以下のようになっています。

同じ Software Design plus シリーズの監視ソフトウェアを扱った書籍である [wiki:ZabbixBook Zabbix統合監視「実践」入門 〜障害通知、傾向分析、可視化による省力運用〜] は、タイトルの通り入門書という感じで、はじめて Zabbix に触れる人を対象に、インストールから設定まで丁寧に書かれてるのに対し、こちらは「リファレンス」の名の通り、どちらかというと既に Nagios を利用している人向けのリファレンスとなっています。

第1章ではざっくりと Nagios とは何かの説明がされてますが、第2章以降はすべてプラグインや設定ファイル、設定項目ひとつひとつに関する説明がひたすら続いていきます。(Appendix A でインストールに関する説明があります。)

実際にサービス運用監視で Nagios を利用している人が手元に置いておいて、あれ、このプラグインのパラメータって何をどういう風に渡すんだっけ、とか、この設定項目いじると何がどうなるんだっけ、などといった時にパラパラめくったりするのに良さそうですね。

とは言うものの、ペパボ では Nagios 使ってるんですが、自分はサービスの運用監視には直接関わっていないため、Nagios にほとんど触れることがないんで、宝の持ち腐れですね。(監視シフトに合わせてウェブ上で timeperiods.cfg を設定するようなツールを作ったことがあるぐらいですね。) 良い機会なので、自宅サーバに Nagios 導入してみようかな。

あとこの本とは関係ないですが、Nagios といえば度々話題になるのは、どう発音するのか、ですよね。FAQ へのリンク貼っておきます。

2番目のエントリには以前音声ファイルがあった気がするんですが、今はないみたいですね。(たしか「ギオス」と発音してました。「ナ」にアクセント。)