YAPC::Asia Tokyo 2012 2日目

YAPC::Asia Tokyo 2012 最終日の感想文です。

この日は、同僚である あんちぽさん のトークに間に合えばいいかなー、ぐらいなつもりで家を出たのですが、朝一のトークに間に合ったので、@kazeburo さんの 1台から500台までのMySQL運用(YAPC::Asia編) を聞きに 3F へ。

確か、kazeburo さんとはじめてお会いしたのは、YAPC::Asia Tokyo 2006 で、京都から東京に移るか移らないかぐらいの頃だったよなー、と懐かしく思いながらトークを拝聴してました。あの頃は Femo というサービスを運営してたりして、ウェブ開発者のイメージが強かったのが、今やすっかりウェブオペレータ といった感じで、僕も当時はペパボに入ったばかりで、技術責任者にはなっておらず、社内では開発者という肩書きだったので、お互いすっかり変わったなー、と、時の流れを激しく感じました。(トークの内容全然関係ない。)

次はそのまま同じ部屋で、@maka2_donzoko さんの YAPC::Asiaきたつもり同人ボードゲーム「やっぱしぃYAPC」の考案と実践 を拝聴。期待を裏切らないクオリティと面白さ。どこからどう見ても YAPC でしたね。Acme 大全が分厚くなってることにも驚きました。(買うの忘れてた。)

そして、ペパボ公式コンテンツ、我らがアイドルあんちぽさんの Rubyistの国のPerl使い 。社内であんちぽさんのプレゼンは何度か拝見したけど、外でのプレゼンは実ははじめて。すばらしいコンテンツっぷりを発揮していて、さすがだなー、と。

あんちぽさんがプレゼンでも話していたように、ペパボでは @hsbt さんとともに、主に開発プロセスのテコ入れをやってもらっていて、本当に助かっています。特に僕は、基本的にはプログラマではないので、この辺りはそれほど得意でもなく、以前からこういったことやらなきゃなー、と思っていながらできなかったことを、二人でガンガン進めてくれるので、本当にありがたいです。

お昼休憩あたりからは、後に控えた自分のトークのことで頭がいっぱいなのと緊張しまくりで心ここにあらず状態。緊張のあまり昼飯食えませんでした。

なので、基本的にはメインルームにいたものの、その後のトークの内容がほとんど頭に入ってません。LT は若干リラックスして聞けたものの、トリの 竹迫さんのトーク で緊張がピークに。

で、いよいよ自分の出番である クロージングキーノート How Perl Changed My Life を話すことに。こちら、スライドは公開済みですが、キーワードが散りばめられてるだけですので、興味ある方は動画の公開をお待ちください。

内容を簡単にまとめると、

といった感じです。

壇上からラリーに英語でお礼を述べるのは、以前から考えていたのですが、初日は最前列ど真ん中にいたラリーが2日目はいなくて、あれ、想定と違う、と思ったら、トークの途中で最前列壇上から見て左手にいるのを発見して、無事お礼を述べることができました。ラリーから「どういたしまして」という言葉が返ってきたときは、ちょっと泣きそうになりました。

Perl がなければ今の自分はなく、そんな自分にとって YAPC は本当に特別な場所で、そんな特別な場所で、クロージングキーノートを任されたのは大変名誉なことで、指名してくださった、牧さんをはじめとした JPA スタッフのみなさんには、本当に感謝しています。

プライベートでも仕事でも、Perl を使う機会は少なくなってしまいましたが、YAPC にはこれからもずっと参加するつもりですし、ネタがあれば積極的にトークもしたいと思います。