RigelというAI Coding Agentを開発している

2025-08-30 21:31:14 +0900

きっかけ

tokuhiromさんの ashronというAI Coding Agentを開発している というブログ記事や以下のポストを読んだ。

ashron っていう、Coding Agent を書いている - Blog::Amrta https://t.co/fKU4l0QTQq

— tokuhirom (@tokuhirom) August 29, 2025

Clineがいい、Cursorだ、いやClaude Codeだ、Codexだ、みたいな流行に振り回されたくないし、ローカルLLMをうまく扱えるコーディングエージェントもなかなか見つからない。CodexがローカルLLM対応してるけど、期待したとおりに動いてくれない。

なので、自分でAI Coding Agentを作るのがよいかもしれない、と考えていた。

そんな状況で、tokuhiromさんの記事を読んで背中を押された感じ。

というわけで、自分もRigelというAI Coding Agentを作り始めた。


Rigelについて

Rigel は、Goで実装しているAI Coding Agent。

主な特徴は以下の通り。

特にローカルLLMを扱えるようにOllamaに対応しているのがポイント。何も設定しない場合、デフォルトでローカルのOllama + gpt-oss:20bを利用するようになっている。エージェント実行中に、AnthropicかOllamaかを切り替えたり、モデルを切り替えたりもできる。

実際に動かすとこんな感じ。

Rigelのスクリーンショット

ちなみにRigelという名前はオリオン座の1等星から拝借しているけど、特に意味はない。リゲルは青白い星なので、色使いもそんな感じにしている。


今後の開発

とりあえずベースができて会話できる程度にはなったけど、まだコーディングエージェントとして使える状態にはなっていない。今後はツール周りと、コンテキストをどう扱うか、といったあたりが開発の中心になりそう。